第2回 連続講座「古代の草津を考える」終了しました

11月12日(土)「古代の草津を考える」第2回目講座が終了しました。

今回は、「ここまでわかった古代東山道と東海道」と題して

内田保之さん(滋賀県文化財保護協会)による講演をいただきました。

平安時代に編纂された『延喜式』によると、古代日本は五畿七道に地域区分され、

七道諸国には、道路が整備され駅家が設置されていたと記述されています。

近江は、古来より東と西を結ぶ交通の要であり、特に南草津周辺では、古代の

東山道と東海道が分岐する交通の要衝とも言われており、南草津周辺における

遺跡群、野路岡田遺跡、榊差・黒土遺跡、矢倉口遺跡、岡田追分遺跡、大将軍遺跡等

の発掘調査において古代の道路と考えられる遺構が集中的に確認されているとのことでした。

参加者の皆さんも熱心に受講され、改めて地域の歴史に関心を深められたことと

思います。

 

 

 

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