10月15日 第1回「古代の草津を考える」開催

『古代の草津を考える―南草津の遺跡はこんなにすごい-』
去る10月15日 フェリエにて第1回「花摘寺廃寺・宝光寺廃寺・笠寺廃寺の造営氏族を考える」は、
滋賀大学名誉教授 小笠原好彦さんをお招きしてお話しいただきました。小笠原先生が、40数年前に
発掘調査された北大萱の宝光寺遺跡の調査と同じ頃に草津市教育委員会が調査した隣接する花摘寺廃
寺の成果を再検証され、この地域に集中して所在する白鳳寺院の性格や造営氏族について推測、また
同じく十分な調査がなされていませんが、南笠で発見された笠寺廃寺についても、大津宮周辺で使用
された川原寺式の軒丸瓦の出土などから造営氏族に迫られました。草津市には、歴史的にも極めて
重要な遺跡群が多く地域の歴史を解明してくためにも、学術的な調査が必要と話されていました。

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